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DIYあるある!なめたネジを外す方法

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2018.01.15

“ネジがなめる”とは?

ドライバーでネジ山を潰してしまうこと(回せなくなる)を言います。

滑る(なめる)という字を書きます。

ドライバーのサイズがネジ山と合っていない、溝が潰れかかっている時に無理やり外そうとして回した場合によくおこります。

DIY中に「ネジを締めたり、緩めたりできなくてどうしようできない~!」

なんて経験は皆さん一度はありますよね?

なめたネジを外す5つの方法

なめてしまったネジを取り外す道具やアイデアをご紹介します。

「もうどうしようできない・・・・・・」と思っている方は必見!

くれぐれも慎重に作業してくださいね。

方法①、ネジザウルス

ネジの頭を挟んで取外すことができる優れもの!

ネジの頭の形状が丸くなっているトラスネジも掴むことができます。

さらには、ワイヤーカットをすることも可能な道具です。

ホームセンターや東急ハンズの様な大型雑貨店で、2千円程度で購入することができます。

方法②、ロッキングプライヤー

こちらも①のネジザウルスと同様、ネジの頭を挟んでロック!

後は回すだけで外すことができます。

方法③、摩擦増強剤

ネジ山にスベリを防ぐ摩擦増強剤を塗り、滑りにくくしてから回します。

サビついたネジにもGOODな愛称♪

ネジザウルスが使えない、パソコン等の精密機器系に有効です。

方法④、ハンマー&ドライバーでネジ山を叩く

ドライバーをネジの溝に対して垂直に合わせ、ハンマーで叩いて回します。

この時使用するのは、新しくネジの溝を作りながら回してくれる「貫通ドライバー」です。

インパクトドライバーでも同様の方法が可能です。

潰れてしまったネジを打撃により緩めたり、締めたりできます。

なめたネジを外す用の「ネジ外しビット」も売っています。

方法⑤、輪ゴムを使う

幅が広い輪ゴムをネジの溝にドライバーの間に噛ませて回します。

ゆっくりと回すことがコツです。

“ネジがなめない”ためにはどうすればいいの?

ドライバーセットの画像

「ドライバーを正しく使う」ことが一番重要です。

ドライバーは、押しながらネジを回すことがコツです。

ネジ溝とドライバーのサイズが合ったモノを使うのは当然!

「押し」と「回し」の正しい力配分が重要になります。

力加減としては、“押し80%>回し20%”です!

また、急がばまわれ! ネジ山が潰れそうな時は、はやまらないで決してムリをしないこと。

一般的によく使うドライバーは、「プラスなら2番」、「マイナスなら5.5ミリ」です!

余談ですが、ドライバーには作りで分けて「普通型」と「貫通型」があります。

「普通型」は、軸の金属部分が持ち手(ハンドル)の途中まで入って固定されています。

「貫通型」は、軸部分が持ち手(ハンドル)の中心を通り末端まででています。

違いは、力の加わり方が変わる点です。

「普通型」より「貫通型」の方がより力が加わりやすい構造となっています。

錆びたネジや強く締められているネジに適しているのが「貫通型」です。

これであなたは“ネジになめられない”!

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