DIY・ハンドメイドのアイデア共有!!
塗装をする際に使用するのが刷毛(はけ)ですね。
壁や家具をペイントする際には必ずと言っていい程使いますので、皆さんも数本は持っていることと思います。
無数の種類があり、100均でも購入できるアイテムです。
そんな刷毛ですが実はかなり奥が深かった・・・・・・。
今回は、そんな刷毛の種類や選び方を解説していきたいと思います。
水性塗料専用の水性用刷毛・油性塗料専用の油性用刷毛・水性/油性両方使える万能刷毛・細かい所専用の目地刷毛・・・・・・。
刷毛にはまだまだ沢山の種類があります。
[使う塗料・塗る場所・塗るモノ]の用途に合わせて使い分けましょう。
大きく分けると3つになります。
1、筋交い刷毛(すじかいばけ)
細かい部分を塗るのに適しています。
実はこの形は海外にはない日本独自のものだそう。
出典:ロイモール
2、平刷毛(ひらばけ)
広い面を塗るのに適しています。
出典:モノタロウ
3、寸胴刷毛(ずんどうばけ)
粘度の高い油性塗料を使用する際に適しています。
職人さんの間でも今ではあまり使わなくなってきているとか・・・・・・。
出典:http://www.asahitosou.co.jp
新品の刷毛は買ってきたまますぐに使い始めると、抜け毛がくっついて上手に塗装できません。(習字の筆と一緒のようなものです。)
初めて使用する際には、手でよくしごいて抜け毛をとることが重要です。
柄の部分を持ちクルクルと回転させると、抜け毛を良く取ることができます。
実際に塗装する際は、毛先から3分の2程度の所まで塗料を含ませるのが基本です。
塗装している際に抜け毛がついてしまった場合は、刷毛を縦にしてとってあげます。
くれぐれも手や爪で取るのはNGですよ!
しっかりとお手入れすることで、いつまでもフサフサの毛の状態で長く使うことができますよ。
<水性塗料を使用した場合>
水またはぬるま湯で塗料が出なくなるまでしっかりと洗いましょう。
翌日も使う場合は、ラップをかけるか水につけておいても良いでしょう。
(柄の部分は木でできていますので、長時間水につけすぎるのは注意が必要です。)
乾かす際は水気を良くきって、刷毛を上向きにして外に陰干しましょう。
<油性塗料を使用した場合>
油性の場合は、シンナー溶剤やクリーナーを使用しましょう。
洗い終わったら、水性と同じく刷毛を上向きで外に陰干しして乾かします。
家具もペイントでこんなにキレイになりますよ!
出典:Pinterest
作られている素材が、動物の毛or化学繊維を使用しているかの違いです。
やはり動物の毛の方が、塗料の含みが良く、かつしっかりと吐き出してくれます。
値段の違いは、動物のどこの毛を使っているかという所にあります。
ただ、塗料が進化してきいるというコトもあり、水性塗料の場合は化学繊維の方が相性が良いということもあります。
刷毛も使いやすいモノを使用するのが1番です!
ただ、用途によってしっかりと使い分けることは必要ですよ。
値段も様々ですが、やはり良いモノを使えば、毛がボロボロと抜けてくる・ムラがでてしまう・・・・・・。
なんてことは少なく、仕上がりの差は歴然とでてくるでしょう。
DIYは専門用語が多いですが、しっかりと知識をつければもっと楽しむことができますよ♪