DIY・ハンドメイドのアイデア共有!!
電動丸のことは、木工作業の直線カットを効率的に行うことができる大変便利な工具です。
大型家具を作る際、のこぎりを使って手で切るのは大変な労力が掛かりますよね。
そんな時に電動丸のこがあれば、大きな木材を切断する際に非常にスピーディーに効率よく作業ができます。
また、のこ刃の種類によっては金属やプラスチックからレンガまで、幅広く活用することができるんですよ。
DIYの腕が上がってくるにつれ、欲しくなってくる憧れの工具だと思います。
しかし、高速で刃が回転しますので、便利な反面、一歩間違えると大怪我の危険も伴う工具です。
今回はそんな電動丸のこの使い方や注意点をご紹介します。
円形の刃の部分をのこ刃又はチップソーとも呼びます。
出典:モノタロウ
正しい使い方を知らないと、ホントに大ケガをしてしまう恐れがある道具です。
注意点をしっかり抑え、安全に使用しましょう。
まず初めに、電動丸のこは直線切りをする道具だということを頭にいれましょう。
丸のこの事故で一番多いのが「キックバック」という現象です。
無理に押しつけたり、斜めにしたりすると、刃が材料にひっかってしまい強い反発力が生じます。
その時に、進行方向とは逆に刃が向かって来ることをキックバックと呼びます。
作業台もしっかりとしたものを使いましょう!
出典:新潟精機株式会社
誤動作での事故も多いです。
刃の交換をする際は、必ず電源からコンセントを抜きましょう。(バッテリータイプのモノは、電源が落ち、ロックボタンがONになっていることを確認しましょう。)
まぁいいかという油断は禁物!念には念をいれて、細心の注意を払いましょう。
作業中は大量の粉塵(ふんじん)が舞うため、マスクやゴーグルを装着します。
軍手は巻き込まれてしまう可能性があるためNGです。
素手か密着感のある革手袋を装着してください。
長い髪の毛やタオルなども要注意ですよ!
大きな家具は丸のこが便利です!
出典:Instagram carrot_sporoutsさん
切断前に刃のブレーキの確認や安定した作業台に材料を固定するのは必須です!
クランプや万力を使いしっかりと固定しましょう。
また、定規やガイドを使うとキックバックの対策ができる上に、真っ直ぐにキレイに切断することができます。
切り終わった後は、刃の回転が止まったことを確認してから、べース(刃がある面)を上にして置きましょう。
この時も、電源を抜くのを忘れずに!
出典:Kazuch
丸のこを始め電動工具は危険な道具でもあります。
使用の際には充分に安全に気を配り、慎重に作業をしましょう。
注意点ばかり述べてしまったような気がしますが、正しく使用すればキックバックはほとんど起こりません。
あなたのDIYの幅を広げてくれる電動道具ですよ。