DIY・ハンドメイドのアイデア共有!!
・画像の「木の板」の部分に壁紙を貼るとします。壁の巾は260cm、壁の高さは200cmとします。
ドイツ製の輸入壁紙ラッシュのレンガ柄を貼るとします。この壁紙は1本10m巻です。巾が53cmで長さが10mで1本となります。
輸入壁紙は、画像の様に1枚づつ壁に貼っていきます。壁の巾が260cmで壁紙の巾が53cmですので、260÷53=約4.9枚・・つまり5枚の壁紙を壁一面に貼る事になります。
次に壁紙の長さ(高さ)です。1枚目と2枚目以降の壁紙の長さは異なります。
まず一枚目に貼る壁紙の長さですが、
壁の高さが200cmだからといって壁紙も200cmで切って貼りますと、天井や床で隙間が出てしまう可能性があります。その為「切りしろ」として10cm多めに追加します。つまり1枚目の壁紙の長さは、壁の高さ200cm+切りしろ10cm=210cmが一枚目に貼る壁紙の長さです。
2枚目以降の壁紙の長さの計算ですが、今回貼っている輸入壁紙はレンガ柄という壁紙の種類でいうと「柄物」の壁紙になります。
柄物の壁紙は、「1つの柄」を繰り返し壁紙に印刷する事で、連続した柄が繰り返される壁紙になります。この一つの柄の事をリピートと呼びます。
2枚目以降の壁紙の長さは、リピートの長さも計算に入れないと、例えば1枚目と2枚目に貼る壁紙の「柄」が合わなくなってしまいます。今回の壁紙のリピートの長さは53cmです。
2枚目以降の壁紙の長さの計算は、壁の高さ200cm+切りしろ10cm+リピートの長さ53cm=263cmが必要となります。(今回の場合は2枚目から5枚目まで)リピートは壁の柄によって長さが違います。
この様な無地の壁紙の場合は、リピートの長さは0cmです。なのでリピート0cmの壁紙の場合は、壁の高さ+切りしろ10cmを足した長さで必要枚数をご用意して頂ければ大丈夫です。
ステップリピートというリピートの種類の壁紙もあります。この場合は、壁の高さ+切りしろ10cm+ステップリピートの長さ+半分の長さのステップリピートの長さの合計で計算しないと柄が合いません。画像の本棚柄がステップリピート64cmという商品です。
今回、壁の巾260cm、壁の高さ200cmの壁一面に、レンガ柄の壁紙(巾53cm・長さ10m・リピート53cm)貼った場合の必要な壁紙の本数は、
1枚目・・・210cm
2枚目・・・263cm
3枚目・・・263cm
4枚目・・・263cm
5枚目・・・263cm
計1262cm(12m62cm)
輸入壁紙は、1本単位での販売となるので、2本必要(7m38cm余り)という事になります。
貼る面積やリピートの長さによって、壁紙の余りやロスが大きくなる事があります。余った壁紙を違う壁に貼ったりなどの有効利用も考えましょう。
初めて壁紙を貼る場合は計算した数の1割から2割程度多めに注文した方が安心です。壁紙が足りない!となると中途半端な壁のままになってしまうのでご注意を・・・