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書見台:改(デスクライト組み付け)自作文房具

カテゴリー:インテリア/その他
制 作 費 用:¥1500
完成サイズ:W364×D300×H350(mm)
Recipe main image f5c24200 7dfe 4af1 b05a a373e96e6d16

先日、「書見台」を、作り直した。
しばらく前から、これとほぼ同じものを使っていたのだが、
故有って、このほど刷新した次第である。

投稿日 : 2018-03-17
改稿日 : 2020-09-14

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使用した工具
パネルソー : ホムセンの設備を借用
サンドペーパー
使用した材料
ベニヤ板 : 6mm
クリップ : 大4・小4
デスクライト
step1
Recipe step image a3ab1bca 25cb 45cf b23c b82f5e7dcf4f

当該「書見台」の作り方としては、

1.ベニヤ板(6mm)を、それぞれの寸法通りにカット。
2.カットした部分に、面取り(サンドペーパー掛け)を施す。

・・・というだけのものである。

step2
Recipe step image 3fab52b5 98de 42d1 8510 7b1166ecff06

当該「書見台」は、
「ディスプレイ」にあたる部分と、
「支持板」との2枚の板を組み合わせる、
・・・といった形で構成されている。

ただ、それだけでは板が滑って倒れてしまうので、当該画像にある様に、クリップを使って、それぞれ引っ掛かりになる部分を設けている。

step3
Recipe step image 87b18be1 b560 41ac 8bf8 0c9236d684cd

ご参考までに・・・といったものではあるのだが、ベニヤ板をカットする際の「割り付け」の一例を、示しておく。

別段、この通りに作ってもらわなければならない、とかいうようなものでは無い。
必要性の薄いような規格(B4判:見開き、など)のものについては、各自のご判断で割愛されても宜しかろうと思う。

step4
Recipe step image bd42cb3c 69d8 4426 9f32 5c727bb0bdf2

「ディスプレイ」にあたる部分(板)に、背表紙を止め付けることによって、書籍を固定している。

これは、右側。

step5
Recipe step image 3fda3fd0 72b9 48a9 bc09 ca73698c8721

同じく。

これは、左側。
 
 
ああ・・・言いそびれていたが、
ちなみに、当該デモに使用している書籍は、B5判の「テレビ:取説」である。
まあ・・・、比較的当たり障りの無さそうな所で手を打った、といった様な積もりでいるので、あまりお気になさらぬよう・・・。w
下記の「電子書籍」云々のくだりにおいて映っているものについても、同様である。

step6
Recipe step image f7440394 2a16 4a09 9bf1 7061a68a3edc

手前のクリップは、「ディスプレイ」にあたる部分(板)が、その重みで、ずり下がって来たりしないように押し止めている訳である。

書籍の両サイドを掴んでいるクリップは、
見ての通り、ページを開いた状態で固定する役割である。
これにより、自らの両手は空いた状態で、落ち着いて、ページを閲覧する事が出来るようになる。

step7
Recipe step image dac34eaa 9683 4def 8da1 7827519cbbd2

当該画像は、パソコンモニターにて、電子書籍(PDF)を開いている、といった状況である。
ちなみに、当方では、テレビ(40インチ)を、モニター代わりに使用している。

当該「書見台」の発想の源は、「電子書籍」であった。
紙の書籍においても、PCモニターにて閲覧するかの如くして、ストレス無く開く、といった事は出来ないものだろうか・・・といった所に、端を発している訳である。

step8
Recipe step image 2538ce3a 2eb4 4e29 b055 a35728892607

当該「書見台」は、使わない時には、立て掛ける形で片付けておく。

ちなみに、当該画像中においては映っていないのだが、他の規格(A5判・B6判など)に対応した書見台も、ちゃんと作ってある。

step9
Recipe step image ae967d57 a0db 4d6d aa4c de333d6d1432

追記:1

背表紙を「ディスプレイ」へ留め付けるに当たっては、上記画像の様にして「4点留め」とするのが望ましい。
よほどの軽い(薄い)書籍(冊子など)であれば、「上部2点留め」とする事も出来るかもしれないが・・・、
基本的には「4点留め」でなければ安定はしないものだと思っておいてもらって良いかと思う。

step10
Recipe step image 3ba9957c 2ddf 44f1 b53d 631b72ed30ac

追記:2

当該「書見台」には、ベニヤ板を使用している。
ベニヤ板は、接着剤で接合されているものであるため、加工後しばらくの間は、揮発性の匂いがする。
2~3ヶ月程度も経てば、この「匂い」は、幾分かは落ち着いてくるかと思われるが、それまでの間は室内の換気などに配慮されたし。

ベニヤ板以外で・・・となると・・・、
何か良さげな物とか・・・有るだろうか?
ご存知であれば、教えて。w

step11
Recipe step image 0a3c1739 3427 4815 a0d5 30832a3d9e6e

追記:3

本稿冒頭にて、「故有って刷新した」とか書いていたが・・・、
その詳細を言えば、板厚を変更した、という事になる。

以前は「4mm」のベニヤ板を使用していたのだが、これは室内環境(温度・湿度など)の影響を受けて、歪みが出易い、といった欠点が有った。
今回「6mm」を採用してみた所、この歪み云々の問題は、完全にとまではいかないものの、大分緩和された。

step12
Recipe step image c8fb7a37 3683 44ea 8f8d ead24fadbc43

追記:4

当該「書見台」は、「読む」のみならず、「書く」といった用途にも使用する事が出来る。
・・・というか・・・、
筆者当人は、その様な使い方もしている、といった程度の話ではあるが・・・。

「書く」といった作業をする場合には、上記画像の丸印部分辺りを上から押さえ込むようにして頂ければ、踏ん張りが効く。
そもそも「書く」といった作業においては、案外両手を使用しているものである。

step13
Recipe step image 40bbc6fd b50f 4a9c a768 a13f831fa762

改:1

前述からの「書見台」に、「デスクライト」を組み合わせてみた。
 
 
対象の背景に、関係の無い物が映り込んでいるが・・・気にしたら負け。w

step14
Recipe step image c3ae2d28 8707 425f 9116 4c18f455c7e0

改:2

室内灯を消して・・・といった状態。
充分に判読可能な光量が確保出来ている。
これにより、夜間など、室内灯を消したい時にも使用可能となった。
何より、室内灯からの光量や入射角などといった環境に左右されない独立した読書環境が、場所や時間を選ばずに構築できる様になった事が有り難い。

・・・割と・・・、
「鬼進化」なんじゃね・・・?(ww)

step15
Recipe step image cd47ce89 a68d 4372 b1d9 5fd5d9bcd675

改:3

正面から見る・・・の図。

支持板は「A4:見開き」のものを使っているので、「B5:見開き」のディスプレイからは、端部が多少出っ張っている。

step16
Recipe step image 6c8ed4bc ed00 451f 82b4 3e14b83e4d75

改:4

おお・・・
明るい・・・!(w)

う・・・うれしい・・・!!(www)

step17
Recipe step image d7c0d323 2836 4454 8901 af555f62d206

改:5

作り方:1
先ず、デスクライトを置きます。

このライトは、普通の既製品である。
別段・・・何の加工もしていない。(w)

step18
Recipe step image b1c0a002 1793 4763 af72 358540676177

改:6

作り方:2
次に、「支持板」を置きます。

この「支持板」は、上記(3)のものを少々作り直したものである。
デスクライトからの光の当たり具合などを考慮して、高さは「210mm」となっている。

また、この「支持板」は、多少の高さ調節が出来るようになっている。
高さ調節が出来るように・・・という事であれば、元々からして、この様な作りにしておけば良かろうと思う。

step19
Recipe step image b68c645a 2b43 42ef 9e5e bbdd9c5a64be

改:7

作り方:3
「支持板」の上に、「ディスプレイ」を置きます。

ハイ、出来上がり。(w)

step20
Recipe step image 9a24db14 23f5 4e50 9662 35a685eee87a

改:8

デスクライトの台座ないし操作(スイッチ)部分を通すために、「支持板」に開口部を設けてある。
 
 
ああ・・・あと・・・、
背景に関係の無い物が映り込んでいるが・・・以下略・・・。w

step21
Recipe step image 92bd6443 63a0 4b03 8c0d d2412849a2f4

改:9

同じく。
 
 
背景に関係の無い物が・・・以下略・・・。w

step22
Recipe step image 699fc64f f6d9 4e35 b46c 440e9e132015

改:10

映り込んだついでに。w

前述の「テレビ:40インチ」を、
故有って、「24インチ」に入れ替えた。
・・・故有って・・・。w

結論から言って、
以前の「40インチ」でも、さして問題は無かったのだが・・・、
「24インチ」でも、さして問題は無いね。w
使い勝手みたいなものに関して、両者の差は、あまり感じない。
画素数が同じ(どちらも「FHD」)だからかな?

step23
Recipe step image 7d3ba9da 8139 4922 aafe dabf711389ac

改:11

使った後は、お片付け。

やはり「片付け」までを示しておかない事には、それこそ納まりが悪い。(w)

step24
Recipe step image d8a271a7 680d 408b ab33 ccfefc517040

改:12

あとは、これらを持ち出して自宅以外の場所でも使ってみたい訳だが・・・、

・・・う~~ん・・・。

市民権とか・・・得られるようなもんだろうか?(w)

step25
Recipe step image 3de2a1ae 5fb0 428f 8193 3f443cc65fbf

持ち出し用のカバン:1

これは、元々は「スーツ入れ」なのだが・・・、
あまりこれに「スーツを入れて持ち歩く」とかいった機会が無いので、
これを「文具入れ」として転用する事にした。
一応は既製品ではある訳だから、あまり悪目立ちとかもしないだろうと思う。

今の所、実際にこれに「文具を入れて持ち歩く」などといった機会は無いのだが、
まあ、その内使うような事も有るかもしれない。

step26
Recipe step image 226eec9c 4ffe 4b16 bc32 a859cd5a6cca

持ち出し用のカバン:2

上記「書見台:一式」を納めたところ

寸法ピッタリ。

やっと役に立つ日が来そうだな、
オマエ(カバン)。w

step27
Recipe step image e41e1dc5 90af 45c3 99c4 d147fbd5540f

持ち出し用のカバン:3

カバンに付属のポケット

A4用紙とか筆入れとか・・・
期せずして、これも寸法ピッタリ。w

step28
Recipe step image 8072a149 64fa 45b8 a967 aa03edcb2123

追記:5

滑り止め用のクリップ(図中のマル印部分)について

これが、手元に出っ張ってしまっていて邪魔だ、とかいった場合には・・・、

割と簡単に外せるからね。w

step29
Recipe step image a6fa4a21 d9b2 4cf3 a4f7 9c7be0214c5d

追記:6

・・・うん。

確かに、邪魔にも成り得る出っ張り方をしていますね。

step30
Recipe step image 4ca036c0 e066 4797 82c0 5fb651573ebc

追記:7

そういった場合には、
これこの様に、一時的に「ツマミ部分」を、取り外してしまえば宜しい。

当然の事ながら、「元に戻す」とかいった作業も、いとも容易い。

step31
Recipe step image cf331160 5263 4f14 a2ab 1ae45e55d971

久方ぶりに、画像更新。

まあ、近況報告みたいなものです。
例によって、背景に映り込んでいる物については・・・スルーしておいて下さい。w

その後、さして「作り直した」とかいうような事もなく、今もって普通に使用を継続しております。

・・・便利だよ?(w)

step32
Recipe step image 9708f5bb 8ad5 4fe6 b0fd cb09208ebf66

お料理関係のページを開いているところ。
これは「デモ」として撮ったものですので、ページ内容については、スルーしておいて下さい。w

この書籍(冊子)のサイズは、A4判。
それを「見開き」にした場合、こういった感じの納まり(大きさ)になる。

画像の右側に映り込んでいる金具は、前述したクリップのツマミ部分である。
このようにして一旦取り外してしまえば、読書中、手元がスッキリする。

step33
Recipe step image 88327231 67cf 483d ac15 1d5416757390

クリップのツマミ部分が除去されているので、手元がスッキリしているのが、お分かり頂けるかと思う。

デスクライトなんぞといったものを点けるまでもなく、これだけでも充分読み易そうじゃないか、
・・・とかいった見方も有るのかもしれないが、これが、そうでも無い。
室内灯からの角度によっては、自身の影が、書見台に掛かってしまって、読み辛く感じる程に暗くなってしまったりもするのである。

step34
Recipe step image 43b9d331 44d0 4aed 8aec 30b5fb70aa7c

室内灯を消して、デスクライトだけを点灯させた場合、こんな感じになる。

結構・・・読書に集中出来る。w
ノイズが少ない、とでも言うか・・・割と良いものだ。w

step35
Recipe step image e145b499 9baa 430e a534 2a830884a9d6

・・・うむ。
明るくて、読み易い。w

紙質によっては、ライトからのハレーション(?)みたいなものが気になる、といった事も有るかもしれない。
それでも「読み辛い」とかいう程では無いようにも思うが・・・、
まあ、これをして「気になる」といった方は、各自で工夫なされたし。(丸投げ)w

step36
Recipe step image 3a6311d9 d4ee 4f46 bfa4 10b00793e974

手元灯(デスクライト)だけを点ける形で、読書に充分な明るさを確保出来ている。
これであれば、家人や隣人への配慮としても、妥当な所なのではないだろうか。

しばらくの間、静かに落ち着いて読書したい、とかいった場合には、割と良い環境になるだろうと思う。

step37
Recipe step image 51ace477 d5ae 45d4 b8f3 458402528830

裏側から見た図。

当該「書見台」は、組み付けるのに、少々の手間が掛かる。
まあ、それでも「1~2分程度」の事ではあるのだが・・・。
それをして後を快適に過ごすのか、その手間を省いて従来通りの手開きで通すのか、といった所だろう。

筆者は、自宅においては、大体こんな感じで、いちいち書見台にセットしてから読書などに取り掛かる事にしている。

もしかして・・・変態的・・・?(www)

step38
Recipe step image 7871ee0f 4a33 44f2 8742 490097be9c51

久方ぶりに、画像更新。

故有って、このほど、手持ちの印刷版書籍を、全て電子化(自炊:スキャン)した。

結論から言えば、要するに、

< PCモニターこそが最良の書見台だ。

・・・という事になるだろう。

何だか身も蓋も無い話だが・・・。w

step39
Recipe step image c63530ad 7ed2 4feb 85be 9deb368f8869

上記にもある通り、筆者にしても、以前から電子書籍を利用はしていたのだが、
これ以降は、本格的に電子版へと完全移行するつもりでいる。
これをして、「紙の書籍との決別」とでも言おうか・・・。

今後も何がしかの事情により、「紙の書籍」を利用する機会は有るのかもしれないが、
あくまでも補助的なものに留まる事になるだろうと思う。
当然ながら、当該「書見台」も、それに伴うことになるだろう。

step40
Recipe step image 5df2d032 c149 4d43 abec 5406bbc1dd7b

「書見台」関連の投稿は、これにて概ね「完結」という事になるだろうと思う。

なんか、お騒がせしてしまいまして、あいすみませんでした。w
まあ、それでも、「紙の書籍」に対するアプローチの在り方としては「アリ」なのではないかな、とは今でも思っています。
ただ、その「紙の書籍」自体を利用しなくなった、といっただけの事で・・・。w

以上です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

コツ・ポイント

「支持板」については、「ディスプレイ」と同じ幅ぐらいで作っておいた方が良かろうと思う。
それと言うのも、「読む」はさておき、「書く」といった作業をする際には、多少の力が掛かってくる事が予想されるからである。

活用場所

当該「書見台」は、先ずその前提として、デスクの上に置く、といった形で使用せざるを得ないものである。
落ち着いて読書したい、とかいった様な環境においては、それなりに役に立ってくれるだろうと思う。

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